eBayで輸出ビジネスを始めたいと考えている方の中には、
「中古品を扱うなら古物商許可が必要なの?」
と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
実は、日本国内で中古品を仕入れて販売する場合、古物商許可が必要になるケースがほとんどです。
✅ 1. 古物商とは?なぜ必要?
古物商とは
「古物商」とは、中古品(古物)を買い取って販売する事業者に必要な許可のことです。
日本では「古物営業法」に基づき、中古品を仕入れて転売する場合、古物商許可が必要になります。
eBay輸出と古物商の関係
eBayで中古のカメラ、ゲーム、フィギュア、時計などを国内で仕入れて海外に販売する場合、それは古物営業に該当します。
✅ 新品のみを扱う → 古物商許可は不要
✅ 中古品を仕入れて売る → 古物商許可が必要
たとえ海外への輸出であっても、「仕入れが国内」であれば古物商の対象です!
✅ 2. 古物商許可が必要な商品ジャンル例
| 商品ジャンル | 古物商の必要性 |
|---|---|
| 中古カメラ・レンズ | 必要 ✅ |
| 中古ゲーム・ソフト | 必要 ✅ |
| フィギュア(開封済み) | 必要 ✅ |
| ブランド時計・バッグ(中古) | 必要 ✅ |
| 新品・未使用の在庫品 | 不要 ❌(※未開封でも購入後時間が経過していると中古扱いになることも) |
✅ 3. 古物商許可の取得方法【2025年版】
必要書類
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古物商許可申請書(都道府県の警察署で配布・ダウンロード可)
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住民票
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身分証明書(本籍地で取得)
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略歴書(過去5年間の職歴)
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誓約書
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営業所の使用権原を示す書類(賃貸契約書など)
費用
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申請手数料:19,000円(非課税)
提出先
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事業所所在地を管轄する警察署の防犯係
⏳ 審査期間
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約40日程度(都道府県によって異なる)
個人・法人ともに取得可能。副業でも申請OK!
✅ 4. 古物商許可がないとどうなる?
✅ 無許可で古物営業を行うと、古物営業法違反となり「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」になる可能性も!
違法行為になるだけでなく、eBayアカウント停止や信頼の低下につながることもあるため、早めに取得しておくことを強くおすすめします。
✅ 5. 古物商取得後にやるべきこと
古物台帳の記録
仕入れた商品について、
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仕入先の情報
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商品名・特徴
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日付・金額
などを古物台帳(帳簿)に記録・保管する義務があります。
商品確認・盗難チェック
警察からの照会(盗品調査)に備えて、仕入れ先や商品の由来を確認する癖をつけましょう。
✅ 6. 副業でも古物商許可は必要?
✅ 副業であっても、中古品を仕入れて販売するなら必要です。
✅ 「家の不用品を売るだけ」の場合は不要ですが、仕入れて売る行為が“営業”とみなされると、古物商が必要になります。
✅ 7. まとめ|eBay輸出と古物商の関係を正しく理解しよう!
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| eBayで中古品を販売するなら | 古物商許可は原則必要! |
| 新品のみ扱う場合 | 許可不要。ただし「未使用中古品」には注意 |
| 副業・個人でも | 古物商は取得可能。費用も1.9万円のみ |
| 取得後の管理も重要 | 台帳記録・商品管理・盗品防止を徹底! |
2025年は「安心・安全な越境ビジネス」がキーワード。
合法的に、信頼あるセラーとしてeBay輸出を展開するためにも、古物商許可はしっかり取得しておきましょう!

